ギャラリー解説

書画

水翁渡邊成光、隷書七絶(幕末維新、AD1828〜1907)

紙本肉筆・・縦131.4cm、横31cm

「渡水翁書」の下に、陰刻「渡成光印」と陽刻「水翁」の

落款が押されている。渡邊水翁は会津の人で、名は

成光、通称は多門、号を水翁と称し、会津藩の筆役兼

書学師範を務めた能書家の儒者であるが、戊辰戦争

では政府軍に対し佐川官兵衛配下として転戦するが、

維新後は斗南藩の三本木に移住し、異色の書家とし

て活躍した会津藩士である。


[ギャラリー一覧へ戻る]