ギャラリー解説
書画
蠖堂村田豊綏、草書七絶(江戸時代、AD1843〜1866)
紙本肉筆・・縦127cm、横55cm
「蠖堂書」の横に、陰刻「蠖堂」と陽刻「豊?生開彰印」
の落款が押されている。村田蠖堂は近江の人で、名
は豊綏、字は開彰、号を蠖堂と称し、膳所藩の藩士で
あったが尊皇攘夷を唱えて脱藩し、萩藩の藩校明倫
館の教官となった儒者で、第二次長州征伐に際し大島
口を守って幕府軍に対戦し、退却に反対して24歳で
自刃している。
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