ギャラリー解説
書画
醉石鎌田景弼、行草書七絶(幕末維新、AD1842〜1888) |
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紙本肉筆・・縦133.6cm、横32.4cm 「醉石??」の下に、陰刻「鎌田景弼」と陽刻「醉石」の落 款が押されている。鎌田醉石は肥後の人で、名は景弼、 字は伯寧、号を酔石と称し、熊本藩士で藩の権大参事を 務めた後、東京裁判所判事や佐賀県知事等を歴任し、 九州鉄道開設に尽力して近代佐賀県の基礎を築いた官 僚であるが、旧幕臣でジャーナリストの成島柳北らと親 交を結び、成島の雑誌『花月新誌』の常連寄稿者となり、 漢詩人としても知られた人である。 |