ギャラリー解説

書画

香山井部鳴、草書七絶(江戸時代、AD1794〜1853)

紙本肉筆・・縦131cm、横36cm

「井鳴」の下に、陽刻「井部鳴」と陰刻「子鶴之印」の

落款が押されている。井部香山は越後の人で、名は

鳴、字は子鶴、号を香山・セン(草冠+全)斎・五華山

人などと称し、村役人井部佐平治の三男で、独学で

学問を修めた後、江戸に出て葛西因是に学び、浜

松藩主水野氏や高田藩主榊原氏に教授し、また築

地に家塾を開いて講説に従事した儒者である。


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