ギャラリー解説
書画
二水加藤繁、楷行書七律(近代、AD1880〜1946) |
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紙本肉筆・・縦81cm、横28cm 「繁」の下に陽刻「二水陳人」と陰刻「加繁之印」 の落款が押されている。加藤二水は松江の人で、 名は繁、号を二水と称し、本来は松江藩士内田 氏の出であるが加藤家の養子となり、初め郷里 の漢学者吉田因成に漢文訓読を学び、東京帝大 史学科に学んで中国経済史研究の分野を開拓し 、慶応大教授から東京帝大教授となった東洋史 学者で、大東文化学院創立期に当たり、本学教 授として『史記』を講じている。 |