ギャラリー解説

書画

碎巌高森敏、行書七絶(近代、AD1847〜1917)

紙本肉筆・・縦133cm、横34cm

「碎巌居士」の横に、陰刻「高敏印信」と陽刻「

子訥父」の落款が押されている。高森碎巌は上

総の人で、名は敏、字子訥、号を砕巌・翠嵒・

菊梁・朶香・射谷などと称し、初め江戸に出て

服部蘭台に儒学を、萩原秋巌に書を学び、次

いで渡辺華山の高弟山本琴谷に師事し、格調

高い山水花鳥画を得意とし、更に南画に関す

る研究・眼識は「当代随一」と称され、一時司法

省等に務めるも、直ぐに画業に専念した日本

画家である。


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