ギャラリー解説
書画
芝山後藤世鈞、楷行書七絶二首(江戸時代、AD1721〜1782) |
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紙本肉筆・・縦28.6cm、横54.3cm 「後藤世鈞拝書」の横に、陽刻「藤」と陰刻「世鈞之印」の落款が押されている。 後藤芝山は讃岐の人で、名は世鈞、字は守中、号を芝山・竹風などと称し、江 戸に出て初め林榴岡に経義を受け、次いで昌平黌に入って研鑽を積み、才子 の名を得て高松藩に仕え、藩学講道館督学となり、更に藩主の侍読も兼ねた 儒者で、多くの漢籍に訓点を施したことで有名であり、それは「後藤(芝山)点」 と称されている。 |