藤蔭早川文明、草書七字（江戸時代、AD176?〜1821）

紙本肉筆・・縦128.5cm、横28.4cm

「藤蔭主人書」の下に、陽刻「藤蔭」と陰刻「文明之印」

の落款が押されている。早川藤蔭は尾張の人で、名

は文明、号を藤蔭と称し、本居宣長に師事して国学を

学び、尾張藩藩校で教え、歌人の小沢爐庵や儒者の

頼山陽らと交流した、国学者である。