ギャラリー解説

書画

環山植木友風、行書文(幕末維新、AD1808〜1881)

紙本肉筆・・縦108cm、横26.6cm

「木士雲」の下に、陰刻「友風印字士雲号環山」と陽

刻「別號玉堂」の落款が押されている。植木環山は

播磨の人で、名は友風、字士雲、号を環山・玉堂・

班竹などと称し、祖父の代よりの医者であるが、漢

詩と書を猪飼敬所や巖垣松笛らに学び、更に和歌

を大国隆正に学び、医業の傍ら家塾学半館を開き、

漢学・和歌・書を教授して多数の門弟を養成し、儒

者の安積艮斎や篠崎小竹らと交流を重ねた儒医で

ある。


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