ギャラリー解説

書画

醉處西村捨三、行書七絶(近代、AD1843〜1906)

紙本肉筆・・縦137cm、横48cm

「西村捨三」の下に、陰刻「西村捨三」と陽刻「醉

處」の落款が押されている。西村醉處は彦根の人

で、名は捨三、号を酔処と称し、藩校弘道館で学

んだ後に江戸の昌平嚳で塩谷宕陰に師事し、藩

校教授騎馬徒士となり、維新後は藩主に従って

欧米を視察し、内務省警保局長・沖縄県令・土木

局長・大阪府知事・農商務次官等を歴任した官僚

で、平安神宮創建や大阪築港に尽力している。


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