ギャラリー解説

書画

玉岡森謙、山水圖併行書七絶讃(江戸時代、AD1798〜1853)

紙本肉筆・・縦110.3cm、横28.8cm

「玉岡道人謙」の横に、陰刻「玉岡道人」と陽刻「一笠」の落款

が押されている。森玉岡は江戸の人で、名は謙、字は子謙、

号を玉岡・陶斎・一笠などと称し、漢詩人として身を立てるた

めに、江戸から上総へそして羽生へと居を移し、羽生で多くの

門弟を教育し、羽生地区の文化教育向上に尽力し、晩年は江

戸に帰って家塾を開いた儒者で、特に詩・書・画に堪能である

。現在、羽生駅付近の毘沙門堂境内には、「森玉岡翁墓碣銘

碑」が残されている。


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