ギャラリー解説
書画
加藤定吉、行草書七字(近代、AD1861〜1927) |
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絹本肉筆・・縦114.5cm、横37.5cm 「定吉書」の下に、陰刻「海軍中將」と陽刻「加 藤定吉」の落款が押されている。加藤定吉は江 戸の人で、名を定吉と言い、海軍兵学校を首席 で卒業し、戦艦の水雷長・砲術長として活躍し、 戦艦出雲・鹿島・石見等の艦長を歴任し、海軍 教育本部長や呉鎮守府司令官等を務めて、海 軍大將となった海上勤務の長い軍人で、名和 又八郎大將とは兵学校の同期であり、又た小 説『坂の上雲』の主人公秋山真之海軍中將の 五期先輩に当る。 |