ギャラリー解説
書画
碧海伊東祐亨、行草書十一字(近代、AD1843〜1914) |
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紙本肉筆・・縦130.5cm、横35cm 「碧海漁史祐亨書」の署名が有る。伊東碧海は薩摩の 人で、名は祐亨、号を碧海と称し、薩摩藩士伊東祐典 の四男で、初め藩の開成所で英学を学び、次いで江 川英龍に就いて砲術を学び、更に神戸海軍操練所で 坂本龍馬らと航海術を学び、戊辰戦争では幕府海軍 と戦い、維新後は海軍に入って戦艦の艦長を歴任し、 日清戦争に際しては日本海軍の初代連合艦隊司令長 官となり、清国北洋艦隊提督丁汝昌の遺体を故国に 送還すると言う行為で、世界にその礼節を驚嘆せしめ 、日露戦争では軍令部長を務め、元帥海軍大将となっ た軍人である。 |