ギャラリー解説

書画

朝峰青木信光 、行書十字(近代、AD1869〜1949)

紙本肉筆・・縦133.6cm、横c31.2m

「朝峰」の下に、陰刻「青木信印」と陽刻「知足盦主

人」の落款が押されている。青木朝峰は水戸の人

で、名は信光 、号を朝峰と称し、松岡藩主中山信

徴の四男で、麻田藩主青木重義の養子となり、学

習院や東京法学院(現、中央大学)で学んだ後、

貴族院議員となって50年近くもその地位を保ち、

最大会派研究会の指導者として活躍した政治家

である。尚、本品は、「北海の太閤」と称された政

治家木下斗南(成太郎)の喜寿の祝いに書かれた

品であり、木下は、大東文化協会の理事も務めて

いる。

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