ギャラリー解説
書画
鴻嶺末松偕一郎、行草書八字(近代、AD1875〜1947) |
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紙本肉筆・・縦135.7cm、横32cm 「鴻嶺」の下に、陰刻「末松偕一郎」と陽刻「鴻嶺」の落 款が押されている。末松鴻嶺は東京の人で、名は偕一 郎、号を鴻嶺と称し、東京帝大卒業後に法務省に入省 し、法制局参事官・台湾総督府内務局長や、広島・滋 賀・徳島等の県知事を歴任し、衆議院議員も務めた、 官僚にして政治家である。尚、本品は、「北海の太閤」 と称された政治家木下斗南(成太郎)の喜寿の祝いに 書かれた品であり、木下は、大東文化協会の理事も 務めている。 |