ギャラリー解説

書画

秋汀鞍懸廣重、行書八字(幕末維新、AD1834〜1871)

紙本肉筆・・縦130.8cm、横28.7cm

「吉寅叟書」の下に、陽刻「廣重」と「虎」の落款が押さ

れている。鞍懸秋汀は播磨の人で、名は広重、通称は

吉寅、字は山君、号を秋汀と称し、元来赤穂藩士で漢

学を塩谷宕陰に受け、浪人するも『富籤論』を著し、津

山藩に招かれて国事周旋掛となり、維新後は民部省

に出仕した儒者である。


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