ギャラリー解説
書画
天籟市野靖、行草書七律(幕末維新、AD1830〜1886)
紙本肉筆・・縦138cm、横34cm
「天籟小史」の下に、陰刻「臣靖印刷」と陽刻「天籟學
士」の落款が押されている。市野天籟は尾張の人で、
名は靖、字は節夫、号を天籟・琴堂・無弦斎などと称し
、父より唐詩の句読を受けて鵜飼蘭斎に従学し、次い
で沢田眉山に師事し、更に阿部松園・秦松洲・佐藤牧
山らの諸家の門に出入し、尾張藩の侍読を務め、維
新後は愛知県師範学校教授となった儒者である。
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