ギャラリー解説

書画

佩川草場クツ、竹圖併行書十七字讃(江戸時代、AD1788〜1867)

絹本肉筆・・縦99.3cm、横35cm

画讃の後の「佩川筆」の下に、陰刻の「佩川」、画の下に陰刻の「

濯纓」の落款が押されている。草場佩川は肥前の人で、名はクツ

(革+華)、字は棣芳、号を佩川・宜齋・濯纓堂人などと称し、江戸

で古賀精里に朱子学を学び、佐賀藩の弘道館教授となり、学問・

詩文のみならず、武芸・絵画にも長じ、特に「墨竹画」を得意として

「詩・竹の佩川」と称された文人儒者である。


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