ギャラリー解説

書画

九華角田簡、行書七絶(江戸時代、AD1784〜1855)

紙本肉筆・・縦133.5cm、横30cm

「九華山人簡」の下に、陰刻回印「角田簡印」と陽刻

「大可氏」の落款が押されている。角田九華は豊後

の人で、名は簡、字は大可、号を九華と称し、豊後

岡藩士の子であったが、幼にして孤児となり藩医角

田家に入り、脇愚山や中井竹山らに学び、岡藩に

仕えて田能村竹田と共に、藩の学芸の主導的役割

を担った儒者である。


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