ギャラリー解説
書画
唇堂武富時敏、行書七絶(近代、AD1856〜1938) |
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絹本肉筆・・縦133cm、横34cm 「唇堂書」の下に、陰刻「武富時敏」と陽刻「字孟 修」の落款が押されている。武富唇堂は肥前の人 で、名は時敏、字は孟修、号を唇堂と称し、佐賀 藩士武富良橘(江戸前期の儒者武富廉斎の後裔 )の長男で、維新後に上京して英学を学び、帰郷 して「肥前日報」を創刊し、佐賀県会議長や佐賀 郡長等を務めた後、衆議院議員となり逓信大臣 や大蔵大臣を歴任した政治家である。 |