ギャラリー解説

書画

素堂中邨儀雄、行書七絶(現代、AD1901〜1982)

紙本肉筆・・縦137.5cm、横32.5cm

「素堂迂史」の下に、陰刻「中邨儀印」と陽刻「字

曰完伯」の落款が押されている。中邨素堂は静岡

の人で、名は儀雄、字は完伯、号を素堂と称し、

書を武田霞洞に学び、貞香会を創立主宰し、大

正大学(名誉教授)や武蔵大学等で20年以上に

亘って書を教授し、西川寧・松井如流らと戦後の

書道界を復興させた先駆的存在で、添書・隷書を

得意とした書家で、歌人としても知られている。本

品は行書で、氏の若書き作品である。


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