ギャラリー解説

書画

小淞北条(伊勢)氏華、行草書七字(幕末維新、AD1822〜1886)

紙本肉筆・・縦129.5cm、横15.5cm

「小淞釣清」の下に、陰刻「伊勢氏華」と陽刻「餘年見吉平」の落

款が押されている。北条(伊勢)小淞は長州の人で、本姓は北

条氏、改姓して伊勢氏、名は氏華、号を小淞と称し、藩校明倫

館に学んで国事に奔走し、大阪藩邸留守居役等を務め、維新

後は倉敷県知事・宮内省御用掛・京都支庁長官等を歴任し、同

時に文筆の世界にも遊んだ勤王の志士である。


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