ギャラリー解説
書画
玄玄子松平直温、行書三字(江戸時代、AD1830〜1856) |
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紙本肉筆・・縦57.7cm、横28.5cm 「玄玄子書」の下に、陽刻の像印と陰刻の落款が押され ている。玄玄子とは一体誰であるのか全く不明であるが (一説には、松江藩の支藩である母里藩の藩主松平公 であると言われている。これを元にして彫られた神社の 額には、その両側に金貼りの三つ葉葵の紋が附せられ ている)、紙を継ぎ接ぎして使用している点・落款の形等 から判断して、江戸末頃の作であろうと想われる。とすれ ば、恐らく母里藩九代当主の松平直温公であろう。 |