ギャラリー解説
書画
梅逸山本親亮、煎茶具圖併行書文讃(江戸時代、AD1783〜1856) |
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紙本肉筆・・縦104cm、横23.5cm 「梅逸老人写併題」の下に陰刻「山本亮」と陽刻「明卿」の落款が 押されている。山本梅逸は尾張の人で、名は亮・親亮、字は明卿、 号を春園・竹巌・梅逸などと称し、彫刻師の家に生まれるが、絵を 山本蘭亭や張月樵らに学び、豪商神谷天遊の援助を得て研鑽を 積み、上京して各地を遊歴し、頼山陽・梁川星巌・貫名海屋らと交 流し、後に藩の御用絵師となって士分に取り立てられ、詩歌・横笛 ・煎茶道にも通じた画家である。 |