ギャラリー解説

書画

素堂久我建通、行書七字(幕末維新、AD1815〜1903)

紙本肉筆・・縦128cm、横30cm

「八十八翁源建通書」の下に、陽刻「源建通」と陰刻「

素堂」の落款が押されている。久我素堂は京の人で、

名は建通、号を素堂・翠君などと称し、幕末に大納言・

議奏を経て内大臣となり、和宮降嫁に尽力して「四奸」

の一人と見なされるが、維新後は宮内省御用掛や加

茂神社宮司等を務めた、從一位勳一等の公卿である。


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