ギャラリー解説

書画

鶴老横田國臣、行書五絶(近代、AD1850〜1923)

絖本肉筆・・縦112.7cm、横51.5cm

「鶴老釣漁」の下に、陰刻「宇佐宿社」と陽刻「横

田卿族」の落款が押されている。横田鶴老は豊前

の人で、名は國臣、字は卿族、号を鶴老と称し、

初め広瀬淡窓の咸宜園で漢学を学び、上京して

慶應義塾に学び、司法省に出仕して検事となり、

五年間のドイツ留学後、民刑局長・司法次官・検

事総長・大審院院長等を歴任した法律家で、和仏

法律学校(現、法政大学)の校長も務めている。


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