ギャラリー解説

書画

栲亭村瀬之煕、行書五律(江戸時代、AD1746〜1818)

紙本肉筆・・縦36cm、横41cm

「栲亭之煕」の下に、陰刻回印「源之煕印」と陽刻「君

績氏」の落款が押されている。村瀬栲亭は京の人で、

名は之煕、字は君績、号を栲亭・神洲などと称し、武

田梅竜に従って古注学を修め、博学洽聞で古今に通

じて詩文・音律・書画にも長じ、秋田藩に仕えて藩校明

道館の設立に尽力し、その後は京に帰って講説に従

事した儒者である。


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