蜻州牛島實常、行書十四字（近代、AD1880〜1959）

紙本肉筆・・縦132cm、横32.5cm

「中将實常」の下に、陰刻「牛島實常之章」と陽刻「

蜻州」の落款が押されている。牛島蜻州は福岡の人

で、名は実常、号を蜻州と称し、福岡藩士牛島専助

の長男で、陸軍士官学校卒業後、鉄道第１連隊中

隊長・近衛師団参謀・工兵第５大隊長・工兵学校教

育部長・第２０師団長・台湾軍司令官等を歴任した、

陸軍中将の軍人である。