ギャラリー解説
書画
黙庵關根佐淵、行書七絶(近代、AD1863〜1923)
紙本肉筆・・縦148cm、横40cm
「黙庵」の下に、陰刻「佐淵之印」と陽刻「黙菴」の
落款が押されている。關根黙庵は江戸の人で、
名は佐淵、通称は金四郎、号を黙庵と称し、幕末
の博識家関根只誠の子で、江戸文学や歌舞伎に
詳しく、森田思軒らと観劇の合評を始め、劇場経
営にも参加した演劇評論家である。また兄は、国
文学者の関根正直である。
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