ギャラリー解説

書画

春海林經明、行書七字(近代、AD1859〜1940)

紙本肉筆・・縦130cm、横33cm

「春海老人書」の下に、陰刻回印「林經明印」と

陽刻「春海」の落款が押されている。林春海は

江戸の人で、名は経明、号を春海と称し、幕臣

林知一の子で、漢学を亀井茲福に、書を市河

万庵に学び、大蔵省に出仕して大臣官房秘書

を務めた官僚であるが、俳諧を良くして雑誌『

手染の色』を発行した俳人でもあり、更に書家

としての令名も高く、林厚徳や駒井重格の墓碑

の揮毫者としても、知られている。


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