ギャラリー解説

書画

雪荘村瀬政伯、行書六字(幕末維新、AD1800〜1899)

紙本肉筆・・縦140cm、横32cm

「雪荘老夫」の下に、陰刻「村瀬政伯」と陽刻「字子龍」

の落款が押されている。村瀬雪荘は美濃の人で、名

は政伯、字は子龍、号を雪荘と称した人物であるが、

詳細は不明である。恐らく、幕末の儒者村瀬藤城の一

族で、藤城の三番目の弟村瀬秋水(1794〜1876)の長

男が、村瀬雪峡(1830〜1879)と称する漢学者であれ

ば、雪峡の弟(何番目かは不明)ではないのかと、思

われる。


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