ギャラリー解説

書画

石癖栗田英一、篆書七絶(近代、AD1866〜1927)

紙本肉筆・・縦136cm、横38.5cm

「石癖布衣篆」の下に、陰刻「石癖竹癡」と「伯荘

氏」の落款が押されている。栗田石癖は筑前の人

で、名は英一、字は伯荘、号を石癖・丹芝・桂所・

竹門居士などと称し、長崎の成瀬石癡や小曽根

乾堂らに篆刻を学び、岡田篁所や守山湖颿ら儒

者・画家・墨客・文人らと交流し、長崎派篆刻の伝

統を受け継いで活躍した篆刻家である。


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