ギャラリー解説

書画

黄鵠藤澤元、行書五絶(近代、AD1874〜1924)

紙本肉筆・・縦131cm、横29cm

「黄鵠」の下に、陰刻「藤澤元印」と陽刻「士亭

父」の落款が押されている。藤澤黄鵠は大阪の

人で、名は元、字は士亭、号を西里・黄鵠など

と称し、儒者藤澤南岳の長男で、幼少から家学

を受け、東京に出て小山春山らに経学と詩文

を学んだ後、中国に留学し、帰国後家塾泊園書

院を継ぎ、一時衆議院議員として活躍するも、

辞職後は府立高等医学校教授等を務めた漢

学者で、漢詩は父を越えると称されている。


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