ギャラリー解説

書画

花溪笹山伊興 、行草書七絶(江戸時代、AD1791〜1853)

紙本肉筆・・縦115cm、横30cm

「嗣立書」の下に、陽刻「伊興信印」と陰陽刻「嗣立山人」

の落款が押されている。笹山花溪は長崎の人で、名は伊

興、字は嗣立、号を花溪と称し、書を勝本枕山に、儒学を

饒田実斎に、鉄筆を草野繍水に学び、更に剣法・兵法・

礼法等も修め、独立の書法を研究して篆隷を善くし、門弟

千余人に書法を教授した書家である。


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