ギャラリー解説

書画

信仙金井潭、行書七絶(近代、AD1840〜1906)

紙本肉筆・・縦135cm、横53.5cm

「信山人」の下に陰陽刻「金井潭印」と陽刻「鶴

巣」の落款が押されている。金井信仙は信州の

人で、名は潭、号を鶴巣・信山・信仙などと称し

、初め長崎に遊学し、その後横浜毎日新聞の

記者を務め、帰郷して松本新聞を創刊し、また

夏秋蚕の改良に尽力した、ジャーナリストにし

て養蚕家であるが、長崎時代に来日中の王鶴

笙に書を学び、書家前田黙鳳創刊の『書鑑』の

支援者となり、更に60歳で中林梧竹に入門し

た書家でもある。


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