ギャラリー解説

書画

翠邦桑原清美、行書五字(現代、AD1906〜1995)

紙本肉筆・・縦38cm、横11cm

「魚目」の下に、陽刻「魚目」の落款が押されてい

る。桑原翠邦は北海道の人で、名は清美、号を翠

邦・魚目などと称し、札幌鉄道教習所で大塚鶴洞

に書を学び、上京して比田井天来に師事し、上田

桑鳩の書道芸術社に参加して活躍した書家であ

るが、戦後は書壇と距離を置いて日本各地を遊

歴し、天来の書法の普及に尽力して書宗院を主

宰し、東宮御所書道御進講(1972年)も務めて

いる。


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