ギャラリー解説

書画

祖洞林繁秋、和歌(近代、AD1899〜1949)

紙本肉筆・・縦116.5cm、横33.5cm

「あた羅しきと志のほきこといふひとに、於

くれぬけさのうくいすのこ恵」

「大澄拝書」の横に、陽刻「音譽」の落款が

押されている。林祖洞は愛知の人で、名

は繁秋、僧名は大澄、号を祖洞・音誉など

と称し、初め中川南巌に書を学び、上京し

て武田霞洞に師事し、泰東書道院や謙槙

書道会の理事審査員・日展依嘱作家等を

歴任し、大正大学等で書の講師も務めた

浄土宗の書僧であり、漢字作家である。本

品は、仮名作品であり、極めて珍しい。


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