ギャラリー解説

書画

花外児玉傳八 、俳句(近代、AD1874〜1943)

紙本肉筆・・縦131.5cm、横32.5cm

「花外」の横に、陰刻「児玉傳印」と陽刻「花外

」の落款が押されている。児玉花外は京都の

人で、名は伝八、号を花外と称し、同志社・札

幌農学校・東京専門学校等で学ぶが全て中

退し、内村鑑三の影響を受けて雑誌に作詞を

発表し、新聞記者を務めながら社会主義的

詩を多く作り、自分の第2詩集が発禁処分と

なった後は、英雄詩や勇壮詩を発表した詩人

で、明治大学校歌の作詞者として有名である

が、同時に大東文化大学の学生歌の作詞者

でもある。


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