ギャラリー解説
書画
海門肝付兼武、行書五絶(幕末維新、AD1823〜1887)
紙本肉筆・・縦113cm、横71cm
「海門」の下に、陰刻「肝付兼武」と陽刻「號海門」の落
款が押されている。肝付海門は薩摩の人で、名は兼
武、通称は七之丞、字は毅卿、号を海門と称し、藩に
仕えて天文学を学び、江戸に出て大橋訥庵や藤森弘
庵らに儒学を学び、吉田松陰(らと交流を重ね、維新後
は山形県庁や師範学校等に職を奉じた兵学家の儒者
である。
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