ギャラリー解説

書画

東海赤井繩、行書五言古詩(江戸時代、AD1787〜1862)

紙本肉筆・・縦131.5cm、横49cm

五言六句三十字の古詩の後に、「筥崎朝靄 東海道人」

と書し、その下に陰刻の「?」と陽刻の「東海カツ人」の落

款が押されている。赤井東海は讃岐の人で、名は繩、字

は士巽、号を東海と称し、江戸の昌平黌で古賀精里に学

び、高松藩の江戸詰儒員となり、渡辺華山や高野長英ら

と親交を結んだ儒者である。


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