ギャラリー解説

書画

遂庵市河三治、草書十四字(幕末維新、AD1804〜1885)

紙本肉筆・・縦138.7cm、横32.7cm

「遂庵」の横に、陰刻回印「河三治印」と陽刻「士成氏」の

落款が押されている。市河遂庵は加賀の人で、名は三

治、字は士成、号を遂庵と称し、本姓は横井氏である。

加賀大聖寺藩の藩医横井百翁の次男として生まれ、市

河米庵に書を学び、その養子となって市河姓を名乗り、

加賀藩に仕えた能筆家の儒者である。


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