ギャラリー解説

書画

和庵萩野由之、行書十四字(近代、AD1860〜1924)

紙本肉筆・・縦131cm、横33.2cm

「和庵由之」の下に、陰刻「萩野由之」と陽刻「禮卿」

の落款が押されている。萩野和庵は佐渡の人で、

名は由之、字は礼卿、号を和庵と称し、幼にして修

学館教授丸岡南ガイに出入して助教となり、上京し

て重野成斎に国漢を学び、更に東京帝大古典講習

科に学び、学習院大学・日本女子大学・東京帝国大

学教授等を歴任した、歴史学者にして国文学者であ

る。


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