ギャラリー解説
書画
省齋平山敬忠、草書七絶(幕末維新、AD1815〜1890) |
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紙本肉筆・・縦135cm、横31cm 「省齋」の下に、陰刻下駄印「平敬」の落款が押されて いる。平山省齋は陸奥の人で、名は敬忠、字は安民、 号を省斎・素山などと称し、三春藩士黒岡活円斎の子 で、江戸に出て安積艮斎に師事し、幕臣平山家の養 子となり、徳川慶喜の側近として外国総奉行・若年寄 等を務め、維新後は日枝神社や氷川神社の宮司を務 めた後、禊・淘宮・天学・蓮門・心学等の民間講社を結 集して神道大成教を創設し、その初代管長を務めた神 道宗教家で、下山応助が組織化した御嶽教の初代管 長も務めている。 |