ギャラリー解説
書画
空洞桑原守雌、行草書五律五首(江戸時代、AD1673〜1744)
紙本肉筆・・縦19cm、横57.5cm
「桑守雌」の署名が有る。桑原空洞は京の人で、名は守雌、字は爲谿、号を空洞・方
外閑人などと称し、業を徳島藩の儒官を務めた合田晴軒に学び、私塾を開いて講説
に従事しているが、同時に中国歴代の書を研究して書学にも通じた、能書家の儒者で
あるが、書家としての名声が高く、本来の儒者としての一面はあまり知られていない。
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