ギャラリー解説
書画
墨水中邨元起、行草書八字(幕末維新、AD1820〜1884)
紙本肉筆・・縦105cm、横30.3cm
「墨水学人」の下に、陰刻「元起之印」と陽刻「號墨水」の
落款が押されている。墨水中邨は信濃の人で、名は元
起、号を墨水・半狂などと称し、高遠藩儒中邨中倧の二
男で、江戸の昌平嚳で林復斎に学び、藩学進徳館の創
設を建言して藩の文教推進に尽力し、維新後は太政官
に出仕して修史や地誌の編述に当った儒者である。
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