ギャラリー解説

書画

竹溪平山成信、行書十四字(近代、AD1854〜1929)

絹本肉筆・・縦116.5cm、横31.8cm

「成信」の下に、陰刻「平成信印」と陽刻「字子明」の

落款が押されている。平山竹溪は江戸の人で、名

は成信、字は子明、号を竹溪と称し、幕臣竹村七左

衛門の子であるが、同じく幕臣であった平山省斎の

養嗣子となり、農商務省・外務省・大蔵省等に勤め

た後、枢密院書記官・宮中顧問官等を歴任し、また

帝国女専・日本高女・靜専女学校等の校長も務め

て女子教育に尽力した官僚で、漢詩人としても知ら

れている。


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