ギャラリー解説

書画

秀真香取秀次郎、短歌(近代、AD1874〜1954)

紙本肉筆・・縦55.5cm、横28cm

「秀真」の下に、陽刻「六齋」の落款が押されて

いる。香取秀真は千葉の人で、名は秀次郎、号

を秀真・六斎・梅花亭などと称し、東京美術学

校(現、東京芸大)を卒業後、金工作家として活

躍し、学問としての金工史を確立した研究者で

もあり、東京美術学校教授・帝室博物館技芸員

・文化財審議会専門委員等を歴任し文化勲章

を受章した鋳金工芸家であるが、若い時から歌

を作り、根岸短歌会アララギ派の歌人としても

有名で、歌集も公刊している。


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