ギャラリー解説

書画

大島久直、草書六字(近代、AD1848〜1928)

絹本肉筆・・縦135cm、横34.5cm

「久直」の下に、陰刻「陸軍中将」と陽刻「源

久直字子行」の落款が押されている。大島

久直は秋田の人で、字を子行と言い、秋田

藩士槍術師範大島久徴の次男で、戊辰戦争

参戦後、第7番大隊副官・歩兵第2連隊大隊

長・東京衛戍司令官・歩兵第5旅団長等を歴

任し、日清戦争では第6旅団長として、日露

戦争では第9師団長として従軍し、教育総監

や軍事参議官等を務めた、陸軍大将の軍人

である。


[ギャラリー一覧へ戻る]