ギャラリー解説

書画

徂徠荻生双松、行草書尺牘(江戸時代、AD1666〜1728)

紙本肉筆・・縦23cm、横12cm

文末に「物茂卿」と書かれている。荻生徂徠は江戸の人

で、名は双松、字は茂卿、号を徂徠と言い、先祖の物部

氏にちなんで物徂徠とか物茂卿とか称している。元禄期

に古文辞(ケン園)学派を起こし、門下に太宰春台や服部

南郭らを輩出した、江戸時代を代表する大儒者である。


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