ギャラリー解説

書画

葵園坂本亮、行草書七絶(幕末維新、AD1828〜1881)

紙本肉筆・・縦139cm、横53cm

「葵園」の下に、陰刻「河野亮印」と陽刻「葵園主人」の

落款が押されている。坂本葵園は淡路の人で、名は

亮、字は亮平、号を葵園と称し、初め仏門に入って白

蓮と号したが、後に儒に志し、村上仏山・岡田鴨里や

河野杏村らに学び、江戸に出て大沼枕山や梁川星巌

らと交流し、大阪で河野杏村の塾を受け継ぎ、白蓮池

館と名付けて講説に従事した儒者である。


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